スポナビで2018年天皇杯千葉ジェッツの優勝インタビュー&祝勝会を視聴したので、その感想。
優勝インタビュー
優勝インタビューでは大野ヘッドコーチは、しつこいくらい「チームの力」を強調していた。「富樫を欠いても優勝できた」ということから、新しいチームの形を見出したんだろう。
今まで見てきたジェッツ戦の試合でも、大野ヘッドコーチや選手の口ぶりからも何となく富樫頼みになっていた、ということはうかがえる。
「指示待ちになるのではなく、みんなが考えて動けるようになった。意見が出るようになった」
個人的には一流のプロの選手でも「誰かの指示通りに動くだけ」の人や「自分は自分のやることだけを考えていればいい」という人は多いと思っている。
「自分の頭で考える」とか「組織を単位で物事を考える」って、スポーツ選手の能力とはまったく別モノだと思う。性格の部分も大きい。
年齢もあると思うけれど、西村はそういうところがすごく優れている。
そういう人がいるとみんなが「そうしたほうがいいのかな」とか「個人の能力と組織の能力、個人でできることと組織でできることってまったく違うんだな」という視点を持てるようになると思うんだよね。
ヘッドコーチはもちろんそういう目でチームを指揮するんだろうけれど、そういう視点を選手全員に持ってもらうというのはたぶん大変なことだと思う。
大野ヘッドコーチは、「今回でチーム全員がそういう目を持てた」という手ごたえを感じたんじゃないかな。
そうすると指示も俄然やりやすくなると思うんだよね。自分の指示が「どういう意図があるか」ということが、伝わるから。
今後が楽しみだ。
祝勝会
普段は見れない選手の素の姿が見れて、面白かった。
話の内容とか話しかたとかに人柄が出るよね。プレイ通りの人もいれば、プレイとのギャップがある人もいる。
西村は島崎さんが引っ張ってきたのか。見る目あるな~~。若干、からみ酒になっていて、困っている西村が良かった。あれだけ褒められるとどう反応していいか困るよな。
石井が話しているところは初めて見たけれど、プレイ通り堅実というか純朴というか。良くいえば若くて素直、悪く言えば年の割には子供っぽい印象。個人的にはこういう人は大好きだ。ますます好きになったので、頑張って応援しよう。
チーム最年少の原は、予想通り可愛いかった。
決勝で金丸を抑えられずすぐに代えられたのを、自分の力不足と認められたのはいい。(優勝したからかもしれないけれど。)
試合を見ていても身体能力は申し分ないんだけれど「まだちょっと経験不足なのかなあ」と思うことがよくある。でも見るからに素直そうな性格なので、きっと経験を積めば積んだだけ成長できると思うんだよね。
いじられキャラなんだろうな、愛されているな~~。
ライオンズはプレイを見ると何だかな~~と思うけれど、明るいキャラでチームに馴染んでいる様子。インタビュー聞いてもサービス精神があって楽しいし、空気を読むのも上手そうなのに、なんで試合だとあんなにボールを持ちすぎるかな~~。よくわからない。
富樫はこれだけ見ると、すごく人なっつこい性格っぽい。プレイがワンマンだからてっきり性格もそうなのかなと思ったけれど、そんなこともないのか。
エースはいざというときは一人で局面を変える力が求められるし、強い性格じゃなきゃやっていけないから、ある意味、「普通で言うところの性格の悪さ」も武器であると思っている。だからそういう面が見えてもぜんぜん気にしないけれど、逆にこういう場面では人とわちゃわちゃしているのに、プレイになったとたん全然違くなるというのもすごいなと思う。天然か。
ついでに言っておくと決勝の決着がつく直前に、原が富樫をおんぶしようとしていたシーンがすごく好きだ。ああいうのを見ると仲良しでいいなあと思う。
西村と小野が抱き合うシーンも面白かったけれどね、まだ終わってないYO!
伊藤や大野ヘッドコーチみたいに立場的には普通は絡みづらそうな人も、ガンガンいじっている。島崎さんですらいじられているからな。体育会系仲良し男子のノリだ。
普段のそういう雰囲気と試合前の話しかけるのをためらうほどのピリピリした空気のギャップと切り替えが、千葉のいいところなんだろうな。
祝勝会も選手やスタッフの新たな一面が見れて楽しかった♪♪
次はリーグ制覇を目指してがんばってください。行くぞ、ラスベガス!(行かない)
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ジャンボくんのインタビューもして欲しかった…(´・ω・`)