なんかもう、余りに脱力感と失望が大きくて、ダラダラ書かずにいられない…。どうしても消化できない。
言いたいこと箇条書き
①なぜ、こういうことをネタとして扱えば炎上すると分からなかったのか
②「ファンのために」というならば、なぜイベントや会場でやらなかったのか
③なぜ、ワイルドカードがかかっているこの時期に、こんなもめ事を起こすのか
④取材に対する対応が「分からない人は別にいいです」と言っているようにしか聞こえず、それならばなぜ、せめてファン向けに……以下ループ。
⑤対応コメントを見て、「また同じことをやりそう」という恐怖を感じた。
ひと言で言えば、余りに「世間知らず」すぎませんかね……。
箱入り娘を罵る的な感じで「世間知らず」という意味ではなく、文字通り「世間というのが、何にどう反応するのか」ということに対して、余りに無関心で無視していないか? と言いたい。
自分も太宰メソッドの使い手なので「世間」という概念は個人としては好きではないけれど、その世間に「Bリーグを広めよう」「ファンを増やそう」と思っているなら、「俺たちは俺たちのやりたいことをやるだけで、世間のことなんて知らん」っていうわけにはいかないと思う。
ネタの中身も、脇の甘さも、認識不足も、対応の言葉も、すべてが大学生のサークルレベルっていうか…。何か社会の認識からズレているというか…。
社会の中の組織に思えない。
たぶん、そのことが一番ショックなんだろうな…。
この件に関してレバンガ北海道は広報を通して「誰かを傷つける意図はなかった」というコメントを出したが、それは大前提だと思う。
誰かを傷つけるために、こういうことをネタにする人間は稀だ。
「誰かを傷つける意図がなくても、誰かを傷つけてしまう可能性が高いテーマは、真剣に話し合いたいとき以外は避ける。ましてや色々な立場の人がいる公共の場で、ネタなど軽い扱いはしない」というのが、通常の発想だと思う。
そういうことをあえてやることを、ネットでは「炎上狙い」と呼ぶ。
メインブログのほうでこう書いたけれど、 こういう理屈はネットに多少とでも触れていて発信している人ならば、個人レベルでも気をつけていることが多い。
大人だったらリアルでも、「他人の地雷源がありそうな、深い話題にはむやみに踏み込まない」ということは気をつけていると思う。
「誰かを傷つける意図はなかった」
って、そりゃそうだろう…。
それは大前提だよ。
悪意はなくても、自分が意図していなくても、世の中には色々な人がいるから、ネットで発信する内容には気をつけましょうね。「危ういな」と思うことを言いたいときは、鍵つきか非公開にしましょうね、ということじゃないのだろうか。
何でこんなことを書いているんだろう。
ひと言でいうと、
なんでこういうことが分からないんだ。
そう思っている。それが本当に分からない。
これが社会の中で運営されている会社組織の公式アカウントだ、ということが解せない。個人であれば「ナチュラルボーン炎上野郎だ」と思うところだ。
「外に向けて表現する以上、否定的な意見は必ず出ると思います。目にした人100人中100人が傷ついたら良くないと思いますが、今回はファンの方から『面白かった』という声をTwitterや試合会場でもらうことができました」
これを読んだとき、この人たち何も反省していないし、またやらかすんじゃないかと思った。それが怖い。
「喜んでくれる人だって賛成してくれる人だっていた」というのは、まさに炎上しても反省せずに炎上を繰り返す人の言葉だからだ。
記事の表題は「プロバスケチームの投稿」になっている。
これがサッカーや野球だったら、チーム名だったと思うんだよ。
プロバスケはどこかのチームが何かをすると、「プロバスケチーム」という枠でまだまだくくられるのが現状だ。
レバンガ北海道というチームがこういうことを起こすのは、チームがいいというのであれば仕方ない。でも現状では、レバンガだけにとどまらず「Bリーグ全体」としてひとくくりに見られる。
それがイヤだから、「今回の世の中の反応を受け止めて、色々と考えて欲しい。今後に生かしてくれ」と言っているんだけど……無理なのか…。