2018年1月20日(土)の千葉ジェッツ戦を見て、横浜ビー・コルセアーズの何が問題かを自分なりに考えてみた。
この一戦だけを見ての感想であり、今までのチームの経緯は知らない。
ずっと応援していたファンのかたはには失礼かもしれないけれど、まあ素人の趣味の範囲のことなのでお許し願いたい。
第一クォーター 16-26
スタメンは細谷(PG)、川村(SG)、高島(SG)、満田(SG)、マクドナルド(C)。
シューター三人体制かい。ものすごくバランスが悪い。このメンバーでの戦いかたに自信があるのか、もしくは人がいないのか。まあ後者だろうな、と予想。
満田がパーカーとミスマッチになり、ディフェンスではそこを突かれる。
オフェンスは外を回すか、隙をついてドライブか。 悪くないけれど、もう少し中も使っていかないとすぐに対策をとられると思う。
第一クオーターは数字だけ見ると悪くないけれど、千葉の動きが重かっただけな気がする。シュートの打ち合いで、向こうが落としてこっちが入っているだけだ。
第二クォーター 30-17
インサイド陣は、インサイドの攻め方がよく分かっていないっぽい。
ポストプレイを誰一人できないのは辛すぎる。リバウンドのポジ取りも下手すぎないか…? スクリーン忘れたり、訳が分からない。
オフェンスは悪くないけれど、ディフェンスがひどい。意志の疎通がまるでできていない。
サビート、何をするか分かっているのか? 大丈夫なのか?
第三クォーター 25-16
パーカーと満田のミスマッチを徹底的に狙われる。
こういう「ここで攻めていこう」「相手がこうしているからこうやって守ろう」という、全体の意思の一致みたいなもの、これが横浜に必要なものだと思う。
オフェンスもどんどん手詰まりになってきている。外で回しているだけじゃあ、そりゃあそうなるよ。リバウンドをとられたら即速攻されるんじゃあ、打ちにくいしね~~。
と思ったら、残り30秒で、サビートがローポでボールを受け取ってポストプレイ。
そうそれだ! それを通常プレイで組み込むだけでだいぶ違うはず。
高い位置でもらってもボールキープすらできないんだからさ、ローポでもらう方法を考えるといいと思うんだよ。
第四クォーター 24-20
第四クォーターは、千葉は阿部が一番で始まる。
阿部が一番を務めると、千葉の強さは目に見えて半減する。かといって、西村を出し続けるわけにもいかないだろうしなあ。
富樫が戻ってくれば解決する問題のような気もするけれど、富樫と西村はまったくタイプが違うプレイヤーだから周りも切り替えが大変だと思う。
千葉はここが今後の課題のような気がする。
ライオンズは一番ができるのはいいけれど、ボール持ちすぎだし、自分でいきすぎだ。そういうのは千葉では富樫だけに許されることだと思うよ。
横浜はディフェンスがゾーンだとサビートやミスマッチの部分など、穴になりそうな部分をうまくカバーできる。これをどこまで維持できるか、というのは難しいけれど、人がいないんだったらこういう方法でカバーするしかない。
結果 95-79
一番の課題はディフェンスの意思疎通だろうな。オフェンスはまだしも、ディフェンスは個々人が頑張れば何とかなるものじゃない。
「相手がこうくるから、こう守る」「こうなったときはこう対応する」
そういう全員で一個のディフェンス網になるという発想が必須だと思う。
とはいえサビートを見ていると、マンツーでこれを徹底させるのは難しそう…。
オフェンスは思ったよりも悪くなかった。
インサイド陣がポストプレイやポジ取りがもう少しできるようになれば、悪くないオフェンスができるようになるんじゃないかな。
川村みたいにいいシューターがいても、「インサイドという選択肢」がないのであれば相手チームにとってもそれほど脅威にはならない。
一番の問題は「お互いのことをよく知らないんじゃないのか?」と思えるところ。
誰が何ができて、何ができなくて、何をしたくて、何を考えていてということが分かっていなさそう。
チーム全体のことを見ている人が誰一人いなさそう。
キャプテンは誰だ? 湊谷選手か。
もうちょっとリーダーシップを発揮してもいいんじゃないかな。
マクドナルドがよく分からん理由で第一クォーターの半分で、自分からベンチに戻っちゃう時点で何だかなあと思うよ。
次回はいいゲームが観れるよう期待しています。がんばってください!
ビーガールズの衣装が可愛かった。