新潟62✖ - 栃木71〇
組織力が如実に出た試合だと思う。
試合前に同学年で同ポジションの五十嵐と田臥にお互いの印象をインタビューしていたけれど、まさにこの二人の違いが出た試合だった。
第一クォーター
新潟鉄板のオフェンス、ガードナーのゴール下のポストアップを栃木はなかなかとめられない。これねえ、理屈では「こうやればいいいんじゃ??」と思うけれど、それが出来るかどうかとなると別の話。新潟対東京も観に行ったことがあるけれど、アルバルクは上手く対策していた。そう一対一じゃ止めようがない。かといってダブルチームに行くと外が空くしなあ。
栃木は上手く対策が打てるか。
どうもローポではガードナーにボールを持たせない作戦だったっぽいけれど、今のところポンポンわたっている。大丈夫?
第二クォーター
と思ったら、即座に対策してきた。
栃木はギブスが出てきてガードナーにつく。ガードナーにボールが渡ると、すぐにダブルチームでいく。外に出そうとするとスティール。ガードナーの点数がとまってきた。
「ガードナーがボールを持った時に、外の人間がもっと動いたほうがいい」と節政が言っていたけれど、確かに足が止まっている。スペースを確保するためかなあ。分からん。
ガードナーはディフェンスはイマイチだな。ギブスにやられている。ミスマッチなのに。ファジーカスタイプか。(←さりげないディス)
アンスポ二回連続で出て、崩れない栃木はすごい。
第三クォーター
新潟は自らリズムを狂わせている感じ。栃木も別に言い訳じゃないんだけれど、相手が前のめりに倒れているので、相対的に良くなっている。
自力で何とかしようとする五十嵐。こういうところ嫌いじゃないけれど、チーム全体で立て直したほうがいいような。
第四クォーター
新潟がディフェンスをツースリーに変更。栃木はまったく対応できず得点が止まる。ギブスはツースリーの対応ができないのかな…。
どうするのかな~~と思いきや、すぐにメンバーを入れ換えた。
ロシター、田臥が入って、ゾーンもすぐに攻略。
これで勝負合った感じ。
総評
新潟は立ち上がりうまく入れたのに、栃木がガードナー対策をして点が止まったあとの対応が後手後手だった。
五十嵐は流れを変えようとがんばっていたけれど、個人どまりの頑張りなんだよね。その点、田臥はよく周りに目を配っている感じ。声かけとかすごいしているのが分かる。
田臥は本当に大した人だなあ。
対ガードナーとか、一対一じゃどうにもならないものでも、組織力でどうにかできるんだなあと改めて思った。
五十嵐はキャプテンじゃないし性格もあるだろうけれど、まあ年齢面からその辺りも目配りしてもいいんじゃないかな~~と思った。
おまけ
コートリポートが、「熱血解剖Bリーグ」の司会の佐々木クリスだった。この人の話、すごい聞きやすい。今後のリポート続けて欲しい。
節政の解説も分かりやすかった。
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