うさるのバスケを素人目線であーだこーだ

「お前らの常識は通用しねえ。素人だからよ」 たぶん東地区多め。

【2018年バスケ天皇杯準々決勝】栃木ブレックスVS千葉ジェッツ戦その他感想 INさいたまスーパーアリーナ

スポンサーリンク

 

2018年1月4日(木)にバスケ天皇杯をさいたまスーパーアリーナに見に行きました。

入口には巨大バスケットボールが飾られていました。

f:id:saiusaruzzz:20180105084712p:plain

 

栃木ブレックスと千葉ジェッツは両方好きなチームだけれど、栃木ブレックスサイドの席だったので、今日は栃木を応援。

ブレックスロゴ入りのクラップハンズも購入して、気合十分です。今日はブレックスブースターとして応援を頑張ります。

 

栃木と千葉、ブースターの数や熱さならBリーグ内で一、二を争うチームですが、会場は大入りの満員でした。ブレックスのブースターの応援は熱いですね。

怪我人が多くて本調子が出ない栃木ですが、昨年の優勝千葉とどう戦うか。楽しみな一戦です。

 

結果は…。

栃木71✖ - 〇76千葉

 

メモをとったり映像を見返したりしていないので、うろ覚えの部分が多いのですが、ざっくりとした印象で語ります。

 

栃木ブレックスVS千葉ジェッツ

千葉はエースの富樫が出ていない。1月1日のアルバルク戦で左足を痛めたのだ。

天皇杯空けのBリーグのため、もしくは天皇杯を勝ち進んだことを考えて安静にしているのかもしれない。ベンチにも姿がないのは寂しい。

 

富樫がいないので、千葉は西村がスタメン。阿部が控えにいるとはいえ、たぶん西村がほぼ出ることになるはず。この当たりが若干不安要素。

12月31日と1月1日のアルバルク戦を見た限りでは、千葉は本来の持ち味がうまく出ていない。ぶっちゃけアルバルクが強いというのもあるのだけれど。

走って攻撃してなんぼのチームだと思うけれど、今日は富樫もいないしどうだろう…。

と思ったけれど、すべては杞憂に終わる。

 

千葉のディフェンスが非常にいい。

栃木のインサイド陣は、中でまったく仕事をさせてもらえない。

田臥は西村とマッチアップ。

富樫とマッチアップしていたときも思ったけれど、さすがの田臥もやっぱり年には勝てないのかな…という印象。

西村のスピードについていけていない。スクリーンなどの周りのフォローも上手いというのはあるのだけれど。(栃木はスクリーンプレイ下手だよね…)

西村に再三再四抜かれる。

 

途中で生原に交替。

この生原が非常に良かった。強くてしつこい当たりで、攻撃の起点である西村を封じ込める。西村がすごい嫌がっているのが分かる。

 

生原は24歳かあ。これが若さか、という感じ。

田臥には出来る限り現役を続けて欲しいけれど、そのためにも他に任せられる人がいるのは大事なことだと思う。

対する千葉も、西村が疲れて機能しなくなれば、ゲームメイクできるのは阿部しかいない。申し訳ないけれど、西村と阿部では実力がだいぶ違う。

始めからこれで行けばよかったんじゃないかな…。

 

千葉は攻撃面でもまるで別チームのような印象だ。

アーリーや速攻が主体のチームかと思っていたけれど、ピック&ロールを多用した強力なインサイド攻撃、どこからも飛んでくるスリー、リバウンドも強力。相手のやる気をそぐようなガチガチなディフェンス。

えっと……本当に千葉ジェッツさん???

何で普段からこれをやらないんだろう???

 

薄々思っていたんだけれど、千葉って富樫よりも西村がゲームメイクしているときのほうが強くないか?? 

富樫はすごい選手だと思っているし、プレイには惚れ惚れするけれど、正直、人を使う、組織としてチームを考える、という面ではまだまだなんじゃないかな、と思っている。若くて実力があるんだから仕方ないのかもしれないけれど。

そういう司令塔、本来の意味でのガードという意味では田臥や川崎の篠山がまずは思い浮かぶ。

 

一プレイヤーとしてはなかなか若い選手に対応しづらくなっている田臥だけれど、チームの精神的支柱、組織全体を見回すという意味ではすごいと思う。

田臥もインタビューで「常に今が最高だと思っている」と言っていたのは、個人能力に目がいっていたころよりも、色々なことが見えてきたという意味じゃないかなと思っている。現役を引退しても、指導者として活躍しそう。

 

西村が生原にマークされてから、千葉の攻撃も不自由になる。この二人の体力気力勝負が勝敗を大きくわけそう。

 

あとはインサイド陣の差かなあ。

竹内、ロシターはインサイドプレイをほとんどせず、リバウンドもイマイチ。精彩を欠く。

ギブスが一人で気をはいていて、パーカーやエドワーズなど二メートル級の相手にもガンガン勝負を挑んでいる。

ギブスは強気で体もできていていいプレイヤーだと思う。背丈がもう少しあればなあ…。

デカイだけ? それも立派な才能だ、ということか。

 

栃木はだいぶ追い上げたけれど、残念ながら敗退。

最初に西村に自由にやらせてしまったことと、あとはインサイド陣の差かなあ。もうちょっとスクリーンのかけかたとかよくなるといいんじゃないかな。

ガードやシューターが困っている場面が目についた。

 

新潟アルビレックスBBVSシーホース三河

新潟72✖ー〇96三河

残念ながら実力差がありすぎる。

比江島のプレイが見たかったんだけれど、前半に少し出てきただけだった。

新潟は代名詞とも言えるガードナーの強力なポストプレイがほとんど出ず。

どうしたんだろう? 同じ中地区でいつも戦う機会の多い三河には通じない戦法なのか。

五十嵐は決して好きなプレイではないけれど、田臥と同い年であれだけ動けるのはすごいと思う。

 

余り見たことがない三河の試合だけれど、強すぎるという印象。今後もうちょっと見る機会を増やしたい。

 

川崎ブレイブサンダースVS琉球ゴールデンキングス

川崎81〇-✖61琉球

琉球の試合を見るのは初めて。

ディフェンスはいいんだけれど、オフェンスは…。

打てると思ったら打ち、行けると思ったら行く。申し訳ないけれど、寄せ集めの若い子のサークルってこういうバスケをするよね、という感じ。

入っているうちはいいんだけれど、局面が変わったらどうするのか、誰も考えてなさそう。

組織としてのバスケじゃなく、個の集まりのバスケ。

これじゃあ強いチームには勝てないのでは。

琉球の攻撃ソングがいい。川崎を応援していたのに、ディフェンスになると琉球の音楽にノリノリになってしまう。

川崎が逆転して、点差がつきだしたところで撤収。

 

総評

栃木と千葉の熱い戦いが観れたうえ、日ごろ観に行く機会の少ないチームの試合も見れて大満足の一日だった。

見ようと思えば何試合も見れるので、満足度が高かった。

決勝は明後日1月7日(日)かあ。8日だったら観に行けたのに…残念。

 

スポンサーリンク